パッケージは「くるみ入り」と全く同じ。シールを貼って区別している。原材料表示まで共有しているぞ(くるみも抹茶も、両方一緒に書いてある)。 作り方はきな粉の方と同じ、型に流し込み系。 やわらかさ:しっかり重い歯ごたえ 甘さ:甘さ控えめ 色:濃い抹茶。きな粉を完全に落として広げるとわりと鮮やかな緑 香り:きな粉のなかにほのかな抹茶 “抹茶”と銘打つだけあって、まわりのきな粉にも抹茶をブレンドしているらしい。おかげで色が変色して見えるよ…また生地の色もキョーレツ!たしかに抹茶だよ、認める、認めるからさぁ…その藻のような色は……。 へなちょこ抹茶味製品が多い中、この抹茶味は一本芯が通ってる。噛むこどに抹茶の味が広がります。抹茶味が好きな人間にはオススメしますが、一般的には評価が分かれるところか。苦味が強いので子どもさんには不向きかも。 「くるみ入り」もそうなんだけど、パッケージ桃太郎の足元に「KIBIDANGO」というシールが貼ってある。こういう意味のないシールは何かを隠している可能性が。 という事で、めくってみた↓ ご丁寧に裏の透けないシール(粘着面が銀色のやつ)の下から出てきた文字は「きびだんごMOMOTARO」。 実は菓子メーカーの「銀装」が「日本一桃太郎」を商標登録しちゃってるのだ。それで以前、「桃太郎のきびだんご(中山昇陽堂)」という商品が商標権の侵害に当たるかどうかで訴訟問題になったのです。 結局、「桃太郎は一般名詞であり標識としての機能は無い」となり、商標権の侵害には当たらないと言う判決で落ち着いたのですが・・・それ以後、「桃太郎」をパッケージに記載するのはタブーとなったのでした・・・。 慌てた金萬堂さんはシールを貼ってごまかす事にしたのね。岡山きぴだんご界の大事件、2004年3月26日の事でした…って、金萬堂さん、早くパッケージ刷り直せよ!!
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