中山昇陽堂の新商品。昔ながらの材料にこだわった健康きびだんご。 「黍粉100%」。これこそまさしく桃太郎が食べた黍団子。が、製法が難しいのか実は美味しくないのか、メーカーさんはあまりやりたがらない。中山昇陽堂さん大チャレンジと言った所か。 「黍粉100%」と言っても砂糖や水飴が入っていないわけではない。ほとんどの吉備団子の主原料として使われている「もち粉」が入ってないのだ。 きび粉って苦いから入れてないメーカーさんも多いほど。おー大丈夫かな。 パッケージデザインが珍しい。「桃太郎」「鬼」のイラストが無いだけでも珍しいが、さらに和菓子っぽくもない。 商品ロゴに筆文字は使ってあるが、ストライプの模様はシンプルでスタイリッシュ。色数は多いが、グレイッシュトーンで押さえてあり、落ち着いている。 なになに。「きび」は、ミネラルやビタミンが豊富で、血液サラサラになってヘルシーだと書いてある。健康食品だと思って食べればいいのね。 中は1個ずつ風呂敷に入ったような形。職場でも分けやすそう。大きさは小ぶり。よく見ると丸ではなく四角い。包装紙に包まれているからか、表面にしわしわが…紀州の梅干みたいになってるよ(笑) やわらかさ:さっくり 甘さ:甘さひかえめ 色:薄い黄色 香り:米のような香り 食べた瞬間は普通の吉備団子。が、だんだん舌にザラっとした感触・・・。小さいツブツブを結構感じるなぁ。 お味はやっぱり黍100%だけあって、だんだんと感じてくる苦味。そのあとから追いかけるように甘さ・コクが押し寄せます。で、飲み込んだ後も、たなびく苦味…ん〜かなり大人の吉備団子だね。
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