ARALAND

岡山銘菓きびだんご






広栄堂武田
「きびだんご三昧」

内容 プレーン4個、きなこ4個、
ゆず入り4個、抹茶4個、
原材料 もち粉、砂糖、麦芽糖、水あめ、トレハロース、
ゆず、抹茶、きな粉(大豆)、きび粉、乳化剤、
酵素(大豆由来)
個数 16個
価格 680円
大きさ 各33mm
重さ プレーン17g・きなこ16g・ゆず入り17g・抹茶15g
購入日 2005−7−13
購入場所 倉敷美観地区
認知度 ★★★★★

岡山市中納言に廣榮堂と並んで店を構える広栄堂武田。観光客に「どっちが本物やねん」と突っ込まれることも多いらしい。
ちなみにどっちも経営者は武田さん。いろいろ大人の事情がありそう・・・。

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「広栄堂武田と廣榮堂の謎」

「広栄堂武田」と「廣榮堂本店」は元々は同じ「広栄堂」という和菓子屋さん。
昭和三十年代前半に「廣榮堂本店」が新しい会社を起こして独立、先に会社組織(法人)となる。遅れて「広栄堂」も会社組織にするが、商法の関係で広栄堂が登記できず「広栄堂武田」を屋号に。

創業者は同じご先祖さま(きびだんごの父:武田半蔵)なので、両方とも「安政三年創業」という事にはなる。
が、明治年間に武田浅次郎(きびだんごを全国的に広めた人物)が特許庁に出願した登録商標は「広栄堂武田」が所有している。

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さてさて、このきびだんご。4種類の味が一度に楽しめるセット。パッケージはコミカルで、かなり漫画っぽい。包装紙には「サルが欲張って3個も食べたので犬の怒りを買い、犬猿の仲となった」と書かれている。ほんとかなぁ・・・。
中のパッケージは全て同じで、味ごとにシールが貼ってある。

[プレーン]-------------------------
やわらかさ:もっちり、密度しっかり
甘さ:甘くない
色:黄灰色
香り:なし

味は薄く、甘みも薄い。粘りが少なくサクっとしており、歯にくっつかない。

[ゆず入り]---------------------------
やわらかさ:もちもち
甘さ:甘さひかえめ
色:少し黄色
香り:ほのかにゆず

ぽんかん飴の味。オブラートの味までするような気が・・・。粉が多すぎか。

[きなこ]---------------------------
やわらかさ:もっちり
甘さ:甘い
色:きなこ色
香り:きなこの香り

きなこ自身の甘みは少ないが、食べているうちにだんだん甘くなってくる。きなこがモソモソって感じ。

[抹茶]---------------------------
やわらかさ:むっちり
甘さ:甘い
色:抹茶色
香り:なぜかコンブっぽい香り

抹茶ときなこが混ぜてあるのか、粉が多い。生地にも抹茶が練りこんである。味は100円ショップに売ってる抹茶飴っぽい。山口のういろうにも近いかな。なんとなくコンブ味がするのは何故だろう?


広栄堂武田DATA
会社名 株式会社広栄堂武田
所在地 岡山県岡山市中納言町7番33号
TEL 086-272-2265 (中納言店)
URL http://www5b.biglobe.ne.jp/~koueidou/

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